ICT技術活用の社内研修会を行いました!
2022年05月11日
昨今「ICT」や「IoT」、「i-Construction」といった言葉を聞く機会が増えてきました。
弊社でもご多分に漏れず、ICT技術による情報化施工を実際に行った、あるいは現在行っている
工事が徐々に増えつつあります。
そういった流れの中で、より多くの職員に少しでも慣れてもらえるように、現在施工中の現場にて
社内講習会を開催いたしました。
今回の内容は、田面の切り盛りをD6ブルドーザにて、マシンコントロールで行う作業でした。
タブレット端末には様々な情報が映し出されます。
現場内にICT建設機械専用の基準点となる松杭を設け、作業の開始前に基準高さの
確認を行うそうです。
本現場で活躍しているブルドーザのレンタル元であるコマツの担当者様からも
ご説明を頂戴しました。
建設業界では「ICT活用による情報化施工」などと呼ばれたりもしていますが、
国土交通省によると、情報化施工とは・・・
「各プロセスから得られる電子情報を活用して高効率・高精度な施工を実現し、
さらに施工で得られる電子情報を他のプロセスに活用することによって、
建設生産プロセス全体における生産性の向上や品質の確保を図ることを目的としたシステムです。」
(https://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/constplan/sosei_constplan_tk_000017.html より一部抜粋)
との事です。
つまり嚙み砕いて言うと、(※あくまで機械に任せられる範囲において)今まで人力で時間と
労力をかけていた作業を通信技術やICT建機、ドローンなどを駆使して効率化を図り、
生産性を上げていきましょうという業界の流れになっております。
今はまだ黎明期であり、工種などによっては対応できない部分もあると伺いました。
しかしながら今後の発展次第では現場で働く職員の大幅な負担軽減や成果物の品質向上など
にもつながっていくであろう大変重要なファクターになると思いますので、弊社では今後も
定期的に講習会を開催して浸透を図っていく予定です。